
年末年始が近づくと、「留置場でおせち料理は出るの?」「留置場でのお正月はどんな感じなの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
家族や知人が留置場にいる場合、少しでも年末年始らしい食事が提供されるのか気になるところです。
本記事では、留置場での食事事情やおせち料理が提供されるのかについて詳しく解説します。
留置場でおせち料理は出るの?
結論から言うと……
留置場ではおせち料理は……出ません!
ですが、拘置所だと出るそうです。
年始早々留置場には入りたくないですね!
なぜ、留置場ではおせちが出ないの?
留置場でおせち料理が出ない主な理由は明確にされてはいませんが、以下のように推察できます。
- 予算の制約
- 留置場の食事予算は年間で定められており、外部の弁当業者に外注されているため、おせち料理のような特別な食事に多くの予算を割くことは困難といえます。
- 短期間の勾留
- 逮捕後最大23日間の勾留が原則であるため、長期の勾留を想定していません。そのためおせち料理の提供や、季節のイベントなどを行う必要がないと考えている可能性があります。
- 運用上の問題
外部の業者によるお弁当のため、特別なメニューを提供することは難しいです。
これらの理由により、留置場ではおせち料理の提供が出来ないのではないかと推測します。
留置場のお正月の過ごし方
留置場での年末年始:特別感のない日々留置場での年末年始は、一般社会とは大きく異なり、特別な雰囲気はほとんどありません。
食事
- 通常の食事と変わりなし
- おせち料理や特別メニューの提供なし
- お菓子などの特別な配布もなし
面会
面会について概ね以下のような取り扱いになります。
- 12月29日から1月3日まで面会不可
- 最後の面会可能日は12月28日(土日の場合はその週の金曜日まで)
- 新年最初の面会可能日は1月4日(土日の場合は翌週月曜日から)
日常生活
- 通常のスケジュールを維持
- 特別なイベントや行事なし
注意点
- 長期間面会できないため、精神的なストレスに注意
- 弁護士による面会は年末年始も可能
留置場での年末年始は、通常の日々とほとんど変わりがありません。家族や知人が留置されている場合、この期間の精神的サポートが特に重要となります
まとめ
留置場でのお正月は、普段通りのスケジュールとなるため味気ないものとなります。
また、面会も制限されるので、心理的にも孤独感を感じやすくなります。手紙や弁護士を通じた精神的フォローが重要と言えるでしょう。
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