突然、家族や大切な人が留置場に入ってしまった…。
そんな時に、
「何か力になりたい」
「せめて差し入れで励ましたい」
と思っても……
「どんな本を送ればいいか分からない」
「どんな本が喜ばれるの?」
など……差し入れる本で迷ってしまうかもしれません。
暗く長い留置場での時間、1冊の本がどれほど心の支えになるか、想像以上かもしれません。
せっかくなら、本当に喜んでもらえる一冊を選びたいですよね。
この記事では、実際に留置場で150冊以上の本を読破した経験を持つ「はいいろわんこ」さんの協力のもと、「これは面白かった!」「救われた!」と心から感じた本だけを20冊厳選してご紹介します。
大切な人への一冊を見つける参考にしてくださいね!
👉 はいいろわんこさんのnoteはこちら ▶︎ はいいろわんこのnote
150冊超を留置場で読んだ経験者が厳選!
〜留置場の差し入れにもおすすめな本ランキング20選〜
第20位:海辺のカフカ(上・下巻):村上春樹
はいいろわんこ 15歳の少年の心と不思議な旅と、戦前から続く不思議な流れ……。不思議な出来事が読み進めるに従って明らかになっていく……。でも、読み終えてもまだ残る謎。読めば読むほど新しい理解や解釈が生まれる本……。村上春樹らしい、何度読んでも読み応えある、細部まで読み解きたい作品です!
第19位:罪の声:塩田武士
はいいろわんこ 31年前の時効を迎えた完全犯罪。小さいころの自分の声を使われた主人公と記事制作を命じられた記者とが、時を同じくして真実にたどり着く感動の作品。モデルはグリコ・森永事件。構成もしっかりしていて、とてもよくできている作品だと思いました!
第18位:天国からの宅急便-時を超える約束-:柊サナカ
はいいろわんこ 依頼人がお亡くなりになった後、指定の場所に郵便を届ける「天国からの宅急便」。姉妹・定食屋・漫画・絵本……、それぞれのエピソードが全てほっこりさせてくれる話で綴られています。留置場で病んだ心の中にフワッとした優しさをくれた本でした。他シリーズもあるみたいで、そちらも読んでみたいな、と思います!
第17位:世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(上・下巻):村上春樹
はいいろわんこ 村上春樹の最高傑作の一つと言われる作品です。世界最高峰の計算士である主人公。その目の前に現れる不思議な少女と老人。外界から隔絶された高い壁に囲まれた街で起こる不思議な出来事の数々……。”世界の終わり”と”ハードボイルドワンダーランド”とのふたつの並行世界が絡み合いながら物語が進んでいく……。ハラハラドキドキしながら村上春樹の世界観に引き込まれてしまう物語です!
第16位:タックスヘイブン:橘玲
はいいろわんこ 国際経済・金融、そして各国の政治や組織という大きな動きと、高校の同級生3人それぞれ個々人のドラマが上手く組み合わさった名作。題名通りの面白さ+αが楽しめる一冊です!
第15位:流星の絆:東野圭吾
はいいろわんこ 両親を殺された三兄弟と父親のハヤシライスの味。そこから始まるミステリー。14年の時を経て暴かれる衝撃の真実とラストのハッピーエンドに心温まるサスペンス。読み応えバッチリの作品です!
第14位:リバース:湊かなえ
はいいろわんこ 大学四年生の時の親友の死、それにまつわる脅迫……。親友をたどる中からわかってくる親友の本当の人物像---そして驚きのラスト……。とてつもなく練り上げられた痺れる一作。必見です!
第13位:誘拐遊戯:知念実希人
はいいろわんこ 誘拐された女子高生を救えず人生を棒に振った刑事が、「ゲームマスター」との再戦をきっかけに自分を取り戻していく。衝撃の結末に驚愕する……そんな作品です!
第12位:クジラアタマの王様:伊坂幸太郎
夢での戦いと現実とがリンクする……設定も中身も面白い作品。動物園のハシビロコウ。以前、上野動物園でみた鳥が重要な役回りを演じている。それだけでもなんとなく不思議な気持ちになれる。それだけでなく、コロナパンデミックにも繋がる内容も。また、小説の内容と作中の漫画もリンクする……。いろんな意味で面白い作品です![/char]
第11位:夜の国のクーパー:伊坂幸太郎
はいいろわんこ 妻に浮気され意気消沈した、いたって普通の公務員である主人公。気晴らしに、と出かけ漂流したどり着いたところにいた不思議な喋るネコとの出会いから始まる物語……。ネコの口から語られる不思議な世界で巻き起こる不思議な出来事、そしてそこに主人公が巻き込まれていく……。伊坂作品の中でも特に不思議な感覚に陥る作品。でも面白い! それにネコが可愛い(笑)。ネコっぷりにも癒されつつ読んでおりました!
第10位:毒蟲 vs 溝鼠:新堂冬樹
はいいろわんこ 一作目を超えるバイオレンス性。一作目とどちらが好きと言われれば一作目だが、溝鼠のろくでなしぶりがさらに加速しているところが「黒新堂」のやばいところ。”やばさ”と”魅力”のアンバランスなところがこのシリーズの魅力……。いいも悪いもどきどきの作品です!
第9位:あなたに逢えてよかった:新堂冬樹
はいいろわんこ これぞ「白新堂」! って作品です。「黒新堂」の溝鼠シリーズを読むときっと、同じ作者が書いたものだとは思わないでしょう! さて、内容についてですが、若年性健忘症(MCI)にかかってしまった恋人と向き合う主人公の物悲しくも心温まる物語です。きっとこういうのを「尊い」というのでしょう。出会い、そして徐々に進行する病……、過去から自分を忘れてしまってから先へとつながる物語。涙なしに語れない作品です!
第8位:忘れ雪:新堂冬樹
はいいろわんこ 幼い頃の約束。少女の想い……。心優しき獣医の想い……。サスペンスと恋愛ストーリーが見事に混じり合った、涙なしには語れない作品。はじめて触れた「白新堂」作品。「新堂冬樹の新しい姿をみた」と思った作品です!
第7位:六人の嘘つきな大学生:浅倉秋成
はいいろわんこ 留置場に入ってまだ間もない頃に、同室の人に勧められて読んだ本です。就活生とそこで巻き起こるドラマ。さまざまな伏線と意外性とで、二転三転する展開に驚く作品です! 僕の部屋でブームを巻き起こし、誰が犯人なのか誰も当てられない作品でした。ぜひ読んでみてくださいね!
第6位:白夜行:東野圭吾
はいいろわんこ 19年の時の流れを体感しながら、不思議な少女・少年、そして退職後の元刑事との交差するドラマ。そして意外な急展開に痺れる作品です!
第5位:ナミヤ雑貨店の奇跡:東野圭吾
はいいろわんこ ナミヤという名がナヤミに似ているということで悩み相談が流行った古い雑貨店。32年の時を超えてやり取りされる悩み相談の数々。年老いた店主・その息子・孫・丸光園につながる子供達の成長も感動させてくれる作品です!
第4位:溝鼠:新堂冬樹
はいいろわんこ 僕が読んだはじめての新堂冬樹がこれ。「黒新堂」の代表シリーズ溝鼠の一作目。生きることとお金にとことん汚く執着する父と姉、弟のドロドロの物語。マジでやばい……。ちなみに留置場で”小説を読んだことない”または”小説に興味ない”やつに読ませると、どハマりするので、よくオススメしてました。是非あなたも「黒新堂」の世界へ……
第3位:1Q84 BOOK1 <4月ー6月> 前編:村上春樹
はいいろわんこ 2人の主人公の目線で、並行して展開されるストーリー。月が2つある世界、1Q84年に迷い込んでしまった暗殺者の主人公。小説のゴーストライターをすることになりトラブルに巻き込まれていくもう一人の主人公。二人のこの先が気になる展開に痺れる1Q84シリーズのシリーズ第1巻です!
第2位:マリアビートル:伊坂幸太郎
はいいろわんこ サイコパスで非常な14歳の中学生に一人息子を意識不明にさせられた、元殺し屋の男。復讐心を胸に新幹線に乗り込むが、そこにはそれぞれ異なった思惑の裏家業の男たちも同乗していた……。それぞれの男たちのドラマが複雑に絡み合い……。はじめは「面白くなくて読みきれないのでは?」と一瞬思ったものの、後半でどんどんそのドラマに引き込まれ、ズブズブにはまった物語。さすが伊坂幸太郎! と思った作品です!
第1位:クスノキの番人:東野圭吾
はいいろわんこ ---愛人の子。そんな背景から自分自身を低く見てしまいがちで、運に見放されたように生きてきた主人公。元職場の不法侵入で留置場にいたところ、手を差し伸べてくれたのは、縁のなかった叔母だった。クスノキの番人になり、そこから繰り広げられるドラマと結末に、涙と心温まる思いが溢れた物語です!
いかがだったでしょうか?
あなたの差し入れの参考になったならとても嬉しいです!
留置場で勾留されている気分になって読書するのもいいのかも!?
ぜひ読んでみてくださいね!
【関連サイト】
👉 詳しくはこちら >> 逮捕や留置場でも役立つ! 知っておきたい法律と権利のオススメ本
👉 詳しくはこちら >> 留置場での睡眠改善に役立つ本10選|不眠対策・リラックス法・マインドフルネス
👉 詳しくはこちら >>留置場に差し入れをしたい! 本は何冊まで可能?
【留置場生活のリアルを知れるおすすめの書籍】
当サイト管理人による著作。留置場のリアルな生活を知りたいあなたにオススメです!
とある留置場 僕の91日間勾留記(前編)ショックと緊張の一週間
♦︎シリーズ第1弾「ショックと緊張の一週間」♦︎
ある日突然逮捕された主人公。想像もできない留置場という環境の中、襲いかかるショックと緊張の日々――。そんな非日常の中で出会った、“同じ境遇”の人々。無機質な空間で生まれる、かけがえのない絆。だが、別れはいつも唐突にやって来る――。
とある留置場 僕の91日間勾留記(中編)留置場の個性的な人々
♦︎シリーズ第2弾「留置場の個性的な人々」♦︎
ショックと緊張に満ちた一週間を経て、物語は“留置場の人間模様”へ――。そこで主人公を待っていたのは、一癖も二癖もある人々との出会いと、数々のエピソード。
長期勾留がもたらす苦悩と、保釈への希望。そして、その狭間で揺れる絶望。
前作同様、息をのむ展開から目が離せない中編――ぜひご覧ください!
とある留置場 僕の91日間勾留記(後編)留置場内トラブル
♦︎シリーズ最終章「留置場内トラブル」♦︎
「とある留置場」シリーズ、ついにフィナーレを迎える。
保釈で一度は日常へ戻った主人公。しかし、一度訪れた平穏な日常は長くは続かず、1か月後には運命の再逮捕。再び留置場の扉が開く。そこに待ち受けていたのは、過去に例を見ないトラブルと、複雑に絡み合う濃密な人間模様。限界に追い込まれ揺れ動く心、出口なき先の絶望——
シリーズ最終章、もっとも過酷な「最後の留置場」生活がここに!


