逮捕や留置場でも役立つ! 知っておきたい法律と権利のオススメ本

法律のトラブルはある日突然やってきます。

準備なしにそのトラブルに巻き込まれると、金銭的にも精神的にも大きなダメージを負ってしまいます。

法律や権利について知識を得ておくことは、自らの身を守ることにもつながります。

法律や権利、日本の司法制度などについて考えるきっかけになる本を選んでみました!

ぜひ参考にしてみてください!

日本の司法について考えるきっかけになる本が読みたい人はこちら >>

留置場経験者留置場経験者

人質司法での長期勾留・国策裁判に見舞われた角川書店元社長の東京拘置所での壮絶な体験談。
留置場ではないが、勾留されている気持ちは同じ。検察を始めとした日本の司法の課題が見えてくる作品。戦うと決めた角川さんの心意気に心打たれる。
ちなみに留置場と東京拘置所を両方経験した人間からすると、留置場の方がきつく、拘置所は緩いと言われています。それでもこの扱いですから、酷さがより分かるのではないでしょうか。
余談ですが、情報発信しなければと、このサイトに協力しようと思ったきっかけをくれた本でもあります。

法律と権利について深く考えたい人はこちら >>

留置場経験者留置場経験者

「日本の法律の諸問題、日本人の法意識の根底は江戸時代以前から続いている」
元裁判官で法学者の大学教授が書いた日本人の法に対する意識を深く掘り下げた本です。
法律と権利を考えるならまず初めに読んで欲しいと思います。
もしかしたらバブル崩壊後の失われた時代も、日本の法律や権利に対する作られた意識の低さが原因なのかもしれない、そう思えた一冊です。
「我が身を守る法律知識」が実用的な法律本なら、こちらは日本に根ざした法律の背景を紐解く本。ぜひ読んでみてください。
きっと今の法律や権利のあり方を深く考えるきっかけになるはずです!

トラブルが起きた時に助かる、法律のハンドブックが欲しい方はこちら >>

留置場経験者留置場経験者

33年間の裁判官経験と、法学者として大学教授をしている著者が法的争いを未然に防ぐ「予防法学」の立場から書いた本。
日常に起こり得る法律トラブルとその対処法について丁寧に書いてあり、一冊あればトラブル防止からトラブル時の対処法、弁護士の選び方までワンストップで学べる良書です。
その一方、法的トラブルや危機管理に遅れを取る日本政府にまで言及しているところが興味深い。
留置場に入った経験がある僕は、この本があれば逮捕・勾留が防げたかもしれない人を何人か見ています。留置場には普通の人もたくさんいます。留置所湯に入らなくとも、法律トラブルはいつでも起こり得る……。
決して他人事ではないので、手元に置いておくと頼りになる本だと思います。

代用監獄とそこで勾留されている人々の実際が知りたい方はこちら >>

留置場経験者留置場経験者

留置場のリアルを書いた本。僕の体験談も参考にしてくれたそうです。
留置場にいる様々な人たちとのリアルな人間模様。刑事や検事の取り調べの実態。弁護士とのやり取りなどが面白く描かれています。
読み物としても面白いですが、代用監獄と呼ばれる留置場という存在そのものについても考えるきっかけにもなると思います。
必読の一冊です!

まだ未読だけどおすすめしたい本

人質司法について学びたいならこちら >>

留置場経験者留置場経験者

留置場という名の代用監獄。取り調べのための長期勾留。人質司法について学びたいならこちらが良さそう!
カルロス・ゴーンが保釈と同時に国外に逃亡したニュースを聞いた時には驚きましたよね。日本人には信じられないけど、海外の先進国基準から考えたら日本の司法って結構やばい事やってます。イギリスからやばい国って事で犯人の送致断られたこともあるし。
そんな人質司法の現実を書いた本とのこと。
早く読みたい!

国策捜査や人質司法について考えたいならこちら>>

留置場経験者留置場経験者

角川歴彦さんが著書の中で紹介している本で、国策捜査について考えたいならこの本が良さそう! 読み物としての評判も非常に良いので今から楽しみ! 読み終わったら共有します!

刑事事件の最前線で戦ってきた弁護士の話に興味がある方はこちら>>

留置場経験者留置場経験者

カルロス・ゴーンの弁護をしたことでも知られる、辣腕弁護士による著書。最前線で戦い続けたからこそ分かる検察・裁判・メディアについて切り込んだ一冊とのこと。
誉められた経験ではありませんが、検察・裁判にも触れてきたので、その独特な世界には感じるところが多いです。
早く読みたい一冊です!

裁判官の闇について知りたい方はこちら>>

留置場経験者留置場経験者

「現代日本人の法意識」などこのサイトでも紹介している元裁判官で法学者の瀬木先生による、裁判官という存在について深く切り込んだ一冊。
司法の闇と裁判官の闇とは何か? 興味深々です。

今後も追加していきます!

まずは手始めに8冊の本を紹介しました。

これだけでも初めの4冊を読むだけでも、日本の司法通になれること間違いなし!

ぜひご覧になってくださいね!